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2007年7月

友人の結婚式

都会ぎらいの私ですが明後日、学生時代の友人の結婚式に
行かなければなりません。
田んぼでの草刈りか東京へ行くか選択を迫られれば迷わず
草刈りを取ってしまうくらい苦手です。
10年前はそうでもなかったのですが完全に田舎の人になってしまったのです。
昨年、用事でやはり東京に行かなければならずしぶしぶ無理をしたおしゃれで出かけていったのです。
ニット帽子を被っていったはいいが街で被っている人もおらず、やや抵抗感を感じました。
戻ってきて2度びっくり、ナイキの帽子だと思っていたらそれに似たマークのヤンマーの帽子でした・・・・
根っからの農民です。
明後日はスーツで出かけます。

ナチュラリストの限界?

数日前から田んぼの雑草のおもだかとこなぎを食卓の上に
観賞用にきれいにディスプレイして飾っておりました。
はじめの頃は・・・
(きれいだね、売り物になるんじゃない。)
など、まずまずの評判でした。
しかし、田の草取りの延長戦が長引くにつれ母がきれはじめたのです。
(こんなの早く捨てろ。もう、みたくねーわ。なんで、ご飯を食べる時まで雑草を
見なくちゃないの・・・・)
衣食満たして礼節を知るではありませんが、超ナチュラリストを自称している母が
自生してがんばって生きてきた草に切れたのです。しかし、飾った私自身実は母と
同意見でした。
心境の変化でこうも美しく見えたり見えなかったりするのです。
人間とは不可解です。
農繁期を越え仕事に余裕がではじめるころ、もとのナチュラリストに戻っている頃でしょう。

草取り…シルバーのおばあちゃんたち

今日はシルバーセンターから派遣されたおばあちゃんたちと家族総出で
雨の中、カッパを着て草取りをしました。
まずはじめに驚かされたのは、作業と同時によくしゃべり出すこと。
いままで、あまり地域に興味のなかった私でも様々な地域の情報
が、広報誌よりも確実に脳裏にしかも作業をしながら焼き付けられました。
そしてなによりよく働く。
私の1.5倍のスピードと職人的技術力。すばらしい。
そしてこんな言葉も
(こんなになるまでなんでほっといたの、もっとはやく私達に頼めばよかったのに。)
(私達はたいがいのことは経験しているからおどろかないよ、なにかあったらすぐあんたの為に手伝いにくるよ。)
温かい言葉にうるっときてしまいました。
父の亡くなった後、私は父の徹底したコスト削減と彼の自分の労働力のみの経営を目標に頑張ってきました。
(もちろん、結果的にいろんな人達に手伝ってもらっていましたが・・・)
しかし、私が行ってきた有機栽培と父が行った慣行栽培栽培では、根本が違うということも
祖父からさとされていました。
(草取りは1年に4回、たとえ手取りで頑張ったとしても1人では1日1反が限度。夫婦で2反田んぼ
1枚が限度なんだ)
父を亡くしてから目標としていた当時の収入、農産物の下落、勤勉で実直な父の労働、有機栽培。
これらが絡み合い、がむしゃらに草を取り、1人ではどうしようもなくなった現実。
しかし、おばあちゃんたちの屈託のない笑いとどんなことにも負けないパワーにすくわれました。
来年は祖父やおばあちゃん達の言葉を参考に収支を考えたシルバー利用も今後していこうと作業をしながら
考えました。
作業終盤、笑顔で(来年もよろしくたのむね。)と言うことができました。
ここしばらくおばあちゃんたちと楽しく草取りが出来そうです。

無農薬栽培…体力の限界

一ヶ月ぶりでパソコンにむかいました・・・・・
田植え後、これほど田んぼに集中したことはありません。
働いているか疲れをとるため休んでいるか、睡眠か、この3つの単純なサイクルの繰り返し
で過ごしてきました。(稀にいきぬきもしたけど・・)
無農薬を5ヘクタールすればサラリーマン程度の収入になると聞いたことがあり
今回、実験的に面積を増やし5ヘクタールで頑張ってきましたがやはり1人では
限界を感じました。水の管理まで手が届かず草だらけになったり失敗だらけで
やはり大人数の家族労働の職種だと実感しています。
サラリーマン1人の労力を田んぼで賄うことの難しさ。将来、高齢の母と家内、私だけで
これだけのことをやっていけるのかどうか?または高額な農機具で省力化してやっていけるのか
または、その機械に対する返済能力など将来に対する不安はいっぱいあります。
冬に私は、シンポジウムなどできれいなスーツに身を固め環境について、いかにも美しい
言葉で田んぼのことを語りましたが次々に生えてくる草と泥まみれの毎日、疲労感で
無農薬栽培と環境保全は何かかけ離れた別個なもののような感じがしてきました。
正直、今は、環境保全うんぬんよりも肉体の限界と収入が見合っているかどうかで頭の中がいっぱいです。
もちろん、技術不足から余計に労力をかけてしまう未熟さもありますが持続可能といった
面から考えた場合、いきもの同様、農作業そのものの過酷さと収入をしっかり考えていかなければ
持続さえありえません。若さゆえ今年は無理をしました・・・
来年は、体力にみあった面積に調整し、現実的な経営をしようと考えております。
明日からシルバーセンターのお年寄りと草取り予定です。

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