稲刈りは終わったものの…

稲刈りが終わりました。
明日からは出荷準備となります。
いつもの年だったら稲刈りが終わると開放感に満たされるのですが・・・
あのときあの作業を早めにしていれば・・・など技術的な反省点が
たくさん頭の中をよぎり来年何をどうするか頭の中がぐるぐるしています。
ある意味、成長したのかなと思うところもあるのですがまだまだ未熟で
近所の先輩たちの技術の高さにこうべをたれ、真剣に作業の合間に
技術的なお話を聞くようにしています。
失敗が多い分、早く技術習得できるようがんばりたいものです。
(イベント情報)
10月28日(日) 10時から
田守村にて、つるまき元気隊と稲刈りをします。
内容・・・稲刈り、たんぼで足ふみ脱穀機を使い脱穀作業
     天日干し
    
     芋掘り
     栗拾い、あけびとり、リース作りなど
                  ふるって御参加ください。

稲刈り始まる!

稲刈り順調ーーー。
コンバインを中古ながら購入した今年は故障もなく上手く進んでおります。
しかし・・・・
反面、支払いももちろんありますから複雑な気持ちです。
父が昔、(新しい農機具は注文すれば翌日には届く、1年長く使うのがどれだけ難しいことか・・・)
と言っていました。
昨年は、毎晩修理して体力の限界を感じ、今年は程度のややいいコンバインを購入しました。
しかし、これからその穴埋めができるかやや不安なところもあります。
今年も米価が15%下落しました。持続的な農業がいかにあるべきか?
まだまだ模索は続きます。
稲刈りも続きます。

稲刈り…コンバイン

先日の雨のぬかるみが抜けずコンバインの
入らない田んぼがいくつかあります。
天気はいいのですが仕事が前に進まない・・・・
かなりストレスがたまっております。
コンバインもとうとう稼動時間より修理時間が長くなってしまい
そちらのほうでもストレスがたまっています。
衣食満たして礼節を知るという言葉がありますが私は、
仕事進んで心のゆとりを知るといったところでしょうか?
仕事が順調なときは、雁をみあげながらふけ行く秋か、などと思っておりましたが
壊れたコンバインとぬかるみに悩まされる日々が続くと秋がなんだ。コンバインに
油を注いで燃やしてくれるわ・・・などと泥だらけになった軍手を見つめたまに大きな
声で叫びたくなるのです。(実際叫びました。)
来年は、中古のコンバインを買うことにし心にゆとりをもちました。
ちなみに中古のベンツと同じ位の価格です・・・・
昨晩、買うことを決意しましたが複雑な心境でねむれませんでした。 

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暴風雨にて

今回の大雨には困りました・・・・
降雨中はカッパに着替え何度も田んぼの見まわりを繰り返し
消防団の召集に備え連絡のつきやすいように配慮し、夜、
大雨が降り出せばまた軽トラックで見まわりを繰り返しました。
今朝の伸萠田は、道と同じ高さまで水があり、沼のようでした。
昨日は、見まわりがてら蕪栗沼に様子を見にいきましたが
寝ぐらいりしようとしている雁が増えた水量の多さに驚き
暫く乱舞していましたが諦めて、皆、伊豆沼の方へ去って
いきました。
以前は、水害と聞いても余り感心がなく関係も薄いものでしたが
自分が農家の主になり責任をもって水の管理をするようになると
眠れないくらい大変なことなんだと改めて実感します。逆に経験
が薄い分、神経質になりすぎたところもあるとは思いますが、父の
いっていた(農家は土と水との戦いの繰り返しだ)という大雨の日
枕元で私に言った言葉が頭をよぎります。
私達の意識していないところで役所の人や土地改良区関係の人
農家、それぞれが水門や土手を見まわり治水に努力している姿を
今回の大雨でたくさんみかけました。そういった方の努力で私達の
安全が保たれていることを実感するのです。
今回の大雨で治水に尽力した皆様に感謝いたします。
そしてその上に私達の安全が保たれていることに皆さん気がついて
ほしいと願います。
 

稲刈り開始

古い機械は故障が多い・・・・
コンバイン、乾燥機、細かいのも含めると計8回ほどのトラブルが
ありました。昨日は、田んぼ2周目にしてエンジンがかからなくなってしまい
ほぼ一日稲刈りをせず終わってしまいました。早朝冷静になり対処法を考え
なんとか今日は刈ることができました。
昨年よりやや早めに稲刈りを始めたのは、いくら整備を重ねても本番
で試さなければ故障箇所が見えてこない、その為、試験的な期間を設け
しっかり確認することにしたためです。
しかし、試験とはいってもやはりトラブルは頭にくるものでストレスが溜まりほぼ
心境的には本番と変わりありませんでした。(試験期間の意味も無く心に余裕が
ありませんでした。)
ちなみに、トラブルもなくなりつつあり順調に稲刈りが進む傾向にあります。
後は、お天気次第かな・・・

稲刈り その3

あーーーー。まだ、稲刈りが終わっていません。
伸萠の田んぼで1台だけ今日もライトをつけて
稲刈りをしていました。
空しい。孤独。帰ったら籾摺り。
なにかしたくなり大きな声で叫んでみました。
のどが痛いだけで何もなし。
故障が多いコンバインでここまで稲刈りが遅れるなんて・・・・
新しいコンバイン、トラクターが欲しい。
友人は、車が欲しいと言っていましたが、私は壊れない農業機械が欲しい。
様々な思いを叫んでいる私の上空を避け、雁は、私に関係無く普段通り
ねぐらにかえっていくのです。

稲刈り その2

今日、無農薬以外の田守村の稲刈りが終わりました。
コンバインに乗って上から見て一番多いかえるがなんと
がまがえるでした。春は、シュレーゲルカエルが田植え機に
のってよく見られたのですが、何故かがまかえる?
アカカエルくらいの大きさでしたがどうみてもがまかえる。
山奥に少しだけいるイメージがありましたがあれだけ見かけると
珍しさがありませんね。
季節によってこんなに見かける生き物が違うのも面白いものです。
追伸・・・今日は、リスとのうさぎも見かけました。秋の田守村は、自然豊かです。

稲刈り その1

今日、早朝、伸萠地区の稲刈りの終了したたんぼで
初雁を3羽見ました。餌をついばんでいたようです。
もうそんな季節か?と思いつつ我が家でも稲刈りが
始りました。倒れている開田から刈り始めましたが
古いコンバインは、使いはじめベルトから煙を上げ
ベルト交換からの刈り取りとなりました。
古い機械にはみな愛着がある。と、まれに聞きますが
トラブルが多すぎると愛着は、過ぎ去ってしまいガソリン
をかけ燃やしてしまいたい衝動にかられます。こんな
コンバインこの世からなくなってしまえ。と思いつつ、この
1台しかない現状に気がつきコンバインを撫で回すのです。

稲刈り前に思う

もうすぐ稲刈りのころとなります。我が家も最後のくさかり
があと少しで終わりコンバインが作業小屋に鎮座し簡単
な整備と共に稲刈りが始まります。
農家としてこの半年の集大成というべき収穫量や味が気に
なるところです。
慣行農家時代には、全く気にならなかったことですが
当時は稲刈りがいかにスムーズに進むかと米価の動向
のみに囚われ、機械任せの流れ作業でした。
草取りの苦労や追肥の加減など苦労の裏にある物語が私を
楽しくさせ鳥と稲と人間の関係が田んぼに存在する1年でした。
仕事は楽しいのが一番。そう思えるようになった最近です。
明日も田んぼの見まわりに出かけます。
楽しい発見がありますように。

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